パンデミック振り返り
ひと月半前の5月13日、インフルエンザの講習会に参加した。メキシコでは新型(ブタ)インフルエンザが確認されたが、他国では感染がなく、もちろん日本の感染者ゼロの時期だった。“新型インフルエンザがまもなく流行するから勉強しましょう”ということではなく、もともと予定されていたら、あれよあれよという間に各国に広がり始めたのだった。
講師の大槻先生は鳥インフルエンザのエキスパートだが、日本一というより世界最高峰の権威のような方で、何を説明されても説得力があった。さらに、かなりの年輩なのに先生が作られるパワーポイントのスライドはマネしたいくらい分かりやすい。危険をかえりみずインフルの流行っている国まで赴き研究を続けてこられた方だ。先生のお話を直接、しかもタダで聞けた私はなんと幸運だったかと思う。専門家から話を聞いておけば、流言飛語に惑わされることがないのだ。
講習会の時点で、先生が言われていたのは日本では死者は出ないということ。仮に成田空港で感染者を発見してもそんなものは国内とは呼べず、すぐに隔離すれば水際で止めたことになる。新型インフルで死に至るのはもともと持病がある人、衛生環境・食糧事情が極端に悪い途上国の人々であり、日本のように衛生的で栄養も十分な国では死者は出ない。ヒトが感染し、ブタに移し、それが流通してヒトにかかるのが一番恐ろしいので、一番気をつけなければいけないのは養豚業者のヒトだ、ともおっしゃっていた。
WHOが心配しているのは発展途上国のことで、地球上にある資金も薬品もすべて最貧国に投入しないと、かつての疫病のように国が全滅ということにもなりかねないのだそうだ。
第一、仮に発症しても熱が38℃出る程度だ。それは普通の風邪でも、ちょっと体調が悪くても出る熱だ。それくらいの病気でなんだか、日本人は騒ぎすぎだよなあ…と思って眺めていた。いや、騒いでいるのはメディアだけだったのかもしれない。成田の検疫風景などより、大槻先生のお話をまとめて報道すればよかったのに。
長いこと様子をうかがっていたが、もう誰もマスクをしてないから、今なら書いてもいいのだろう。2009年に登場したインフルエンザはパンデミック(=感染症の世界的大流行)には至らなかった。
最新医療システムと栄養の行き届いた【日本では新型インフルで死者は出ない!】
大槻公一 先生
http://www.kyoto-su.ac.jp/department/bio/kyoin/otsuki/index.html
先生が提唱されるインフル防止方法は、地震の備えと重なる部分が多いことにもビックリ。
■日刊ちょいスポ(No.790)
「200mで日本新」
なぜか毎年梅雨の時期にやっている日本陸上。女子の200mで福島千里選手が23秒00の日本新記録を出し、優勝。同時に世界選手権への出場権も獲得した。昨日確認したら、福島選手は6月27日が誕生日なので、きょう21歳を迎える。陸上界にスター誕生だ。
プレゼン・コンシェルジュNOVOの辛口web日記は
ただいま【第1820号】
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